2021年09月17日
太鼓の達人20周年記念企画「太鼓 de タイムトラベル」楽曲&譜面紹介 1960年代編
こんにちは!太鼓チームのエトウです!
ついに1960年代に突入した「太鼓 de タイムトラベル」!
60年代といえば、前回の東京オリンピックが開催されたのが、1964年でした!
次に東京でオリンピックが開催されるとしたら、206X年くらいかな・・・
今回は、太鼓の達人20周年記念を彩る特別企画、
「太鼓 de タイムトラベル」の連載企画60年代版をお送りしていきますよー!
60年代をイメージした楽曲のテーマは「昭和アニメ」でしたね!
それでは、
「1960年代」を担当する楽曲「大冒険タツドン」について、
インタビュー形式でご紹介していきたいと思います!!
まずは、作曲者である「田島勝朗」さんにインタビューしたいと思います!
ではいってみましょー!
▼今回の楽曲にこめた想いや、聴きどころなど教えてください!
昭和の経済復興期最前線で希望と明るい未来がつまった60年代。
その時代と呼応する「勇気と力」のオシが強いアニソン出発点のような、タイムスリップ的な曲作りに参加できてうれしいです。
この歌の主役はお馴染みのタツドンでタイトルも「大冒険タツドン」。
曲作りの際に、60年代のわかりやすいメロディ、和声(ハーモニーや進行)も遡ると面白い発見もあって楽しい作業になりました。
なにより設定をスタッフと一緒に工夫いたしましたが、やはりタツドンをヒーローにしての架空のアニメのオープニング曲を想定することになりました。
味の濃い悪役の声優さんと、ちびっこ役の声優さんの熱演により楽しい作風となっています。
渋い「シックスティーズ・クワイヤーズ」(テノール:小田原 ODY 友洋 、バリトン:高尾直樹 、バス:今山慎一郎)の歌声が60年代作品風を彩り、さらにさらに盛り上げていてカッコイイです。
▼太鼓の達人が20周年を迎えたことにあたって、あらためて一言いただけますカッ?
20年も経過したなんて、信じられないほどのあっという間の時の流れを感じています。
16年前に「太鼓の達人ぽ~たぶる」のサウンドディレクターを担当しておりましたが、当時のプロデューサと飲みに行って夜通しゲームの話をした懐かしいエピソードも今やとても良い思い出。
これからも、太鼓よ!永久に!!!
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はい!「田島勝朗」さん、ありがドンございました~!!
太鼓の達人ぽ~たぶるが16年前!?え~、うっそだ~ww
と思って調べてみたらマジなんですねコレ、時間の流れって早いですね…
思わず↓のページの「太鼓の達人の歩み」、見直しちゃいました。
https://taiko-ch.net/history/
田島さんは大先輩でとてもお世話になっていたので、
今回こうした形でご参加いただけてとてもうれしかったです!ありがドンございました!
続いて、今回歌唱を担当してくださった「シックスティーズ・クワイヤーズ」を代表して、
「小田原 ODY 友洋」さんからもコメントが届いていますので、ご紹介いたします!
▼今回の楽曲の聴きどころや、収録時の苦労など教えてください
なんと言っても男性3名でのハーモニーです!
わたくし達3名が腕を振って力強く歌っている姿を想像して頂けるような楽曲に仕上がったのではないでしょうカッ!
皆様を鼓舞できる元気の良さが伝わってくれたら嬉しいなと思っております。
歌いやすい雰囲気を作ってくださった気さくなスタッフの皆様をはじめ、素晴らしいメンバーとハーモニーを楽しみながらできましたので、レコーディングがあっという間に終わってしまったのがちょっと寂しかったです(笑)
▼太鼓の達人が20周年を迎えたことにあたって、あらためて一言いただけますカッ?
20周年おめでとうございます。
作品の細部へのこだわり、お客様への気配りがあるからこその20年!この作品に参加させて頂けた事を大変嬉しく思います。
この先も度肝を抜く作品を作り続けてくださる事を期待しております
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はい!「小田原 ODY 友洋」さんも、ありがドンございました~!!
>腕を振って力強く歌っている姿
浮かぶ~!!まぶたの裏にバッチリ浮かびます!!!
全力での歌唱、ありがとうございました!!
それでは最後に、譜面担当者の方にインタビューしてみましょう!!
今回の譜面担当は、譜面ジャーのちはらさんです!
▼今回の譜面のこだわりポイントを教えてください!
みなさん、こんにちは!
「大冒険タツドン」譜面担当のちはらです!
今回は60年代ということで、大分時代も遡ってきましたね。
60年代のアニメソングは、まだアニメが「子供たちのもの」だった頃、子供に楽しんでもらうことを前提にしているため、かなり分かりやすい作りの曲が多いんですよね。所説ありますが、童謡がルーツ、なんて話も。結果、4拍子の日本特有の音楽性があるので、太鼓の達人との親和性がとても高い、まさに「太鼓の達人が合う曲」!
この曲も4拍子をしっかり刻みつつ進行していく曲なので、拍子を刻みながらしっかりと演奏できるような譜面を制作しました。
また、まるで頭の中にアニメーションが流れるような物語性があるのも、この曲の大きな魅力であり、
曲の中で必殺技が撃たれるシーンは実際にそれに見立てた音符が流れるので、演奏しても見ていても楽しい譜面になっていると思います!
必殺技!……気になりますよね。
その名も、「120フレーム打ち」!!!
こちらは、台詞に合わせてとても細かい連打音符が一気に流れてきます!
実際に1/120秒毎に流れる連打音符を目指したのですが、あまりの細かさに開発チーム内では連日不具合との闘いが…。
その結果、そのままではいかなかったものの、それに近い細かさを実現しました!(製品版では不具合も全て解決しているので大丈夫ですよ!)
さすが必殺技ですね。
タツドンの操縦は並大抵ではないようです。皆さんは上手く操縦して演奏することができるか!?
是非挑戦してみてくださいね。
▼最後に、ドンだーのみなさんに一言いただけますカッ!?
60年代のアニメは当時の子供たちにとってワクワクするもので、それは大人になった人たちの心の中にまだ生きていると思います。
その60年代にはまだ生まれていなかった人も、アニメソングの中に巨大ロボやヒーローたちが活躍する、そんな「リズムに乗る」だけではないドキドキやワクワクを感じられる世界を、体験してもらえたら嬉しいです。
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はい!ちはらさんありがとうございました~!
120フレーム打ち・・・?どういうことだってばよ・・・
ていうかタツドンの操縦ってそういうこと!?
ロボなの!?メカなの!?巨大なの!?
ッはい~~!
みなさんいかがでしたでしょうカッ!?
これ以上のことは、是非、プレイして確認してみて下さいね★ミ
この連載企画、「太鼓 de タイムトラベル」楽曲紹介ですが、
次回は、10月に「江戸時代」をイメージする楽曲をご紹介予定です!
いままで、20年代、10、00、90、80、70、60、ときましたが、
ここから先は、一気に過去にジャンプしていきますよー!!
「江戸時代」を担当する方は、「画竜点睛」や「百花繚乱」など、
いわゆる四字熟語シリーズの曲を手掛けられた「西込加久見」さんですよ~!
チャキチャキでべらぼうな曲がくるのを、お楽しみに…!!
それではまた!!