太鼓の達人 公式ブログ

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太鼓の達人20周年記念企画「太鼓 de タイムトラベル」楽曲&譜面紹介 最終回

こんにちは!太鼓チームのエトウです!

2021年2月に発表し、
2021年の祭りの曲をイメージした楽曲「轟け!太鼓の達人」からはじまった「太鼓 de タイムトラベル」もいよいよ最終回を迎えました。

2021,10年代、00年代、90、80、70、60、
江戸、平安、太古、そして超未来!・・・からの~2022年と、
戻ってきた感じありますね!?(同意を強制)

「太鼓 de タイムトラベル」は、ドンだーのみなさんを中心に、
親世代、おじいちゃんおばあちゃん世代と、音楽を通じて、
「こういう音楽あったよね~」とか、「意外と新鮮!とか、
そういったコミュニケーションをとってもらいたい、という思いで企画したものでしたが、
いかがでしたでしょうか?

ということで!今回は、太鼓の達人20周年記念を彩る特別企画、
「太鼓 de タイムトラベル」の連載企画最終回をお送りしていきますよー!

それでは、
「最終回である2022年」を担当する
楽曲「GO ON ~未来へ~について、
インタビュー形式でご紹介していきたいと思います!!

最終回であるこの楽曲を彩るのは「steμ respecting タイムトラベラーズ」!
代表して「steμ」くんに語ってもらいましょう、レッツドーン!

作曲担当「steμ」くんに聞いてみました!

好きな色は茶色です。自然色って良いですよね。steμです。

昨年2月21日から始まった20周年企画「太鼓 de タイムトラベル」の立案から参加させていただき、そしてはじめの楽曲「轟け!太鼓の達人」のみならず、ちょうど1年後の明日に発表となるむすびの今作「GO ON ~未来へ~」制作にも携わらせていただきました。
非常に光栄です!

この1年間、企画や制作をやらせていただいて、勉強になったことや、新たに気付けたこと、再確認できたことがたくさんありました。
楽曲紹介の前に、その学びの中からひとつ、少しだけ私steμ個人の思いを語る時間をください。

ゲームとはどんな存在なのか、そして「ゲームプレイが上手」とはどういうことなのか?

もちろん、高得点を出すために努力できる人、その演奏スキルの先に見えるものを求める人は「ゲームプレイが上手」と言えるでしょう。
一方で、もしも高得点が出せずとも、同じ時間を使って最大限楽しむことができる人もまた「ゲームプレイが上手」と言えると思います。
努力することに喜びを見出すもよし、好きな曲をエンジョイするもよし、ワイワイ談笑してコミュニケーションを楽しむもよし。当然全部やるもよし。
そこに各人の優先順位はあれど、優劣なんてないと考えています。
なぜなら…。
それぞれのプレイにそれぞれの唯一無二のストーリーが生まれていくから。そして、その可能性こそがゲームがゲームたるもっとも良い側面、ゲームプレイをする意義そのものであると考えているからです。

いま私は、その種を考える立場に置かせていただけていることが、とても幸福だと感じています。
老若男女皆様へ、いただいた対価以上の素敵な体験を届けられるよう、私も今まで以上に上手なプレイヤーとなり、精進し続けなければならないと再確認できました。
これからも頑張っていきたいと思います!

少しだけと言いつつ前置きが長くなり、失礼しました。
改めまして、ここから今回の楽曲紹介です!

ズバリ「古今東西そして未来まで轟いて、続いていけ」という願いを込めた楽曲です。

今までのタイムトラベル企画で書いていただいたいろいろな世代の楽曲をリスペクトしつつ、ポップなワールドミュージックにアレンジして落とし込ませていただきました。
2765年製のタイムマシンに乗り、改めて世界を巡る新しい旅へ。
お馴染みの4つ打ちのビートに乗りつつ、遊園地のアトラクションのように次々に移り変わっていくリズムや空気感に浸ってみてください。
今までの企画の楽曲を、新たな見方で、頭から耳から体から、再び存分に味わい倒していただければ幸いです。

さて、上の文章で、努力するもワイワイ楽しむもよし、というようなことを書かせていただきましたね。
そのために、太鼓の達人には多様な音楽や難易度、譜面が用意されているのです。
この世にどんな音が、どんなリズムがあるのか。
音の並び、譜面の並びに、どんな新たな可能性があるのか。生まれていくのか。私を含めたプレイヤーを応援するように、いろんなものに触れていけるように、これから先も新たな発見に出会っていけるように。
そんなことも願いながら、今作をむすびの楽曲としました。

ところで…。
太鼓の達人は、実は21年前の開発初期段階では、今よりもっとライトでゆる~い雰囲気の、おバカなノリに両足突っ込んだゲームを目指していたそうなのです。今ではそれに加えて、ガチゲームとしてもパーティゲームとしても、そして楽曲面でもカッコイイオリジナルから流行りのバラードまで、さらに幅広く楽しめるコンテンツになっています。
太鼓の達人は、開発やテクノロジーのノウハウももちろん、もっと歴史の深いところでいうと「音楽」「創作」そのもののノウハウ、皆様に身近なところでは「演奏スキル」のノウハウや前述の「ストーリー」、そしてすべての人の「オリジナリティ」と「音楽やゲームが好き!」がたくさん積み重なって、現在にたどり着いています。
そのおかげで、私たちは開発チームやプレイヤーとして、日々新たな楽曲や譜面、企画を楽しみにすることができるのです。
もうこれだけで、小規模ながらもタイムトラベルを経験していると言えるのかもしれませんね。

そして現在。
おかげさまで、20周年企画「太鼓 de タイムトラベル」、完走することができました。
携わってくださったタイムトラベラーズの方々へ、本当にありがとうございました。
もちろん、プレイヤーの皆様も楽しんでいただけたのなら、立派なタイムトラベラーズの一員です。
歳をとって、現在が昔になっても、太鼓が好きでいていただけたら嬉しいです

これからも何卒よろしくお願いいたします!

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はい!steμくん、ありがドンございました~!!

いや~、ほとばしるアツイ想いで言葉が止まらないですね!
いつものように質問をなげかけるのではなく、あふれてきているので、
完全にお任せしちゃいました!!

今回の楽曲の説明を、steμくんはさらっと
「いままでのタイムトラベル曲をリスペクト引用しながら、ポップでワールドに仕上げました」
なんて言っていますが、その仕上げの難易度の高いこと・・・

いままでの楽曲のどの部分を採用すべきか、
どういった楽器やアレンジをすると、ワールドミュージックとしてわかりやすくなるか、
そもそも1曲の楽曲としてまとまるか、などなど・・・

彼ほどの太鼓愛・音楽愛、そして知識がないと成立しえなかった、
超高難易度テーマだったと思います。
(そんな彼も実際に手を動かし始める前は大分不安がっていました…)

そんな大仕事を見事に仕上げた彼に一言。
「おつカレーライス!」

続いて、譜面担当者の方にインタビューしてみましょう!!
今回の譜面担当は、すえPです!!

レッツドーーーン!

譜面担当「すえP」に聞いてみました!

▼今回の譜面のこだわりポイントを教えてください!


ここだけの話、「轟け!太鼓の達人」のギターを担当させて頂いていました。「太鼓 de タイムトラベル」のコメントでは4度目の登場、すえPです!

この譜面は、steμさんと共同で制作しております。
steμさんからワールドワイドなコンセプトになぞらえて楽曲側での意図や要望を聞きながら、譜面側に形として落としていきました。

steμさん自身、曲制作もさることながら譜面制作も熟知されていることもありアイデアがとても具体的で、
自分だけでは到達しえない譜面に仕上がったように感じていて、「太鼓 de タイムトラベル」の締め括りとして相応しい楽曲・譜面であると思っています!

この楽曲ならではの幅広いリズムを叩きこなせれば、これまでとは違った楽曲との一体感を感じられると思うので、
それをぜひ楽しんでいただきたいです!

▼最後に、ドンだーのみなさんに一言いただけますカッ!?


自分自身も太鼓の達人の譜面を作り始めて早6年以上立ちますが、
毎日、開発機に映るどんちゃんの顔(音符)越しに、皆さんが太鼓の達人を遊ぶ姿を思い描きながら譜面に向き合う日々を送っています。

丁度一年ほど前、20周年を盛り上げるナムコオリジナル曲を考える企画の検討会(これが徐々に「太鼓 de タイムトラベル」になっていきます)が発足した時から、
どのようにしたら最大限に楽しんでもらえるか、喜んでもらえるかというのを譜面制作の観点から携わらせて頂いた所から始まり、
無事企画を最後まで走り切る事が出来てホッとしております。

この「GO ON ~未来へ~」も然り、この企画を通して生まれた楽曲と譜面を通じて、皆さんの交流の輪が広がるキッカケになれば幸いです。

これからの太鼓の達人もよろしくお願いします。m(_ _)m

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はい!すえP、ありがとうございました~!

steμとすえP、もはや名コンビですね!
どことなく名前も似ている気がするし。すとか、最後伸ばすとか。

こうしたテーマ性をもって、1年もの長さで楽曲を連続公開していくのは、
太鼓の達人としては初の試みだったのですが、みなさんいかがでしたでしょうか?
是非ご意見・ご感想を「太鼓の達人公式ツイッター」に寄せてください!

▼楽曲「GO ON ~未来へ~」の試聴はコチラ!
https://youtu.be/1NjMikod7fk

太鼓 de タイムトラベルはこれにて終了!

それでは、
20周年をこえて、あらたなステージに突入した太鼓の達人を、
これからもどうぞよろしくお願いいたしますドン!

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